平和の礎 名前の読み上げ実施へ
2024年3月27日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
「沖縄『平和の礎』名前を読み上げる集い
2024」実行委員会はこのほど、
県庁で記者会見を開き、
糸満市の「平和の礎」に刻まれた戦没者の
名前を読み上げる取り組みを
実施すると発表しました。
今年で3回目で、
現在ホームページで応募を受け付けており、来月4月14日までは団体や学校で、
翌15日以降は個人で応募できます。
町田直美実行委員長は
「ウクライナやガザの悲惨な状況を見ると
沖縄戦に重なる。
沖縄で軍事化が懸念される中、
今年はもう一歩強く戦争を否定する
強い気持ちで読み上げたい」と語りました。
6月1日から23日まで、
戦没者24万2046人の名前を
午前9時から午後8時にパソコンを
インターネットにつないで読み上げるもので、
会見で、平和の礎建設に携わった
元県知事公室長で実行委員会顧問の
高山朝光氏は沖縄本島北部での戦争体験に触れながら
「沖縄戦もだが、
戦争は全てを破壊する。世界情勢は厳しく、
沖縄には戦争前夜のような状況が
持ち込まれている。
沖縄が二度と戦場にならないという思いを
世界に発信したい」と力を込めました。
寄付やボランティアも募っています。