西普天間住宅地区跡地に移転の琉球大学病院 2025年1月6日に 開院
2024年4月3日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
琉球大学はこのほど、2015年に返還された
アメリカ軍キャンプ瑞慶覧の
西普天間住宅地区跡地へ移転する
琉球大学病院を、
来年、2025年1月6日に
開院すると発表しました。
病院周辺を含むおよそ16ヘクタールを
「健康医療拠点」として整備し、
医学部も来年4月に移転させます。
西原町にある現在の病院での外来診療最終日は
今年の12月27日となります。
620床で地上14階、
延べ床面積はおよそ6万9700平方メートルで、
院内には県内初の高度救命救急センターを整備し、
ドクターヘリが使用可能な
ヘリポートを新設します。
沖縄本島全域や県内外の離島から患者を
受け入れ救命医療体制を強化します。
琉球大学の西田(にしだ)睦(むつみ)学長は
西原町の大学内で記者会見し
「地域医療の中核として
貢献したい」と語りました。
日米両政府は2013年、
沖縄本島のアメリカ軍嘉手納基地より
南にある施設・区域の返還で合意し、
西普天間住宅地区は返還後、
不発弾除去や土壌汚染の処理を経て、
2018年に地権者に引き渡されました。