
2026年8月11日(火)
琉球新報の記事から紹介します。
担当は中川信子さんです。
本部町の海洋博公園内の海洋文化館で
このほど、沖縄や太平洋地域の
入れ墨文化について学ぶワークショップが開かれ、
参加者は、かつて沖縄で女性の手に施された
入れ墨「ハジチ」を中心とした
入れ墨文化について理解を深めました。
明治以降の沖縄では、文化や慣習を日本風に
改める「風俗改良運動」が起こり、
ハジチもやり玉に挙げられました。
ワークショップで講話をした
美ら島財団職員よりますと、
「旧羽地村の婦人会によるハジチ廃絶運動が
徐々に本島全域に広がった。
ハジチはヤマトに禁止されたという
言い方が一般的だが、
ウチナーンチュ女性がウチナーンチュ女性に
対して廃絶する動きもあった」
と説明しました。
ハジチ廃絶運動により沖縄の女性たちが
ハジチを隠すようになり、
ハジチの施術方法や施術する理由など、
詳細が分からなくなっていったということです。
参加者らが自分たちの手にハジチ風の模様を
描くプログラムも行われ、
参加した36歳の女性は
「沖縄の人同士で文化を否定するということが
あったと知り、同じ県民として悲しくなった。
文化復興の意識を持っている若者も多いと思うので、
なくなってしまった文化も
少しずつ復興していければ」と語りました。
(了)
※6日付18面に掲載