2024年11月25日(月)放送分
担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
任期満了に伴う琉球大学の学長選考・監察会議が18日に行われ、
次期学長は大学副理事・副学長で
国際地域創造学部教授の喜納育江氏に決まりました。
琉大の女性学長は1950年の創設以来初めてで、
任期は来年2025年4月1日から31年3月31日までです。
喜納氏は1967年、那覇市首里出身で、
1996年に琉大法文学部講師に就任しました。
ジェンダー協働推進室長、付属図書館長を歴任し、
去年年4月から現職に就いています。
専門はアメリカ文学、ジェンダー研究で、喜納氏は
「女性の進出を阻んできた『ガラスの天井』を
先進的な意識持った方々が破壊してくれた。
信頼できる人たちがたくさんいる。
働き、学び、研究する上で誰一人残さない、
居心地の良い環境を作りたい。
また、大学は留学生、国際的な人材が集う場所でもあるので、
多様性に関する意識の高い、教育研究環境を整備し、
さらに共感力の高いコミュニティを大学に作れたらと思う。
信頼し支持してくれた方々の期待を裏切らないように
大学を盛り上げる」と抱負を語りました。