
2026年9月14日(月)
琉球新報の記事から紹介します。
担当は上地和夫さんです。
台風の接近が相次いだ影響で、
糸満市のJF沖縄魚市場の水揚げが
大きく落ち込んでいます。
市場によりますと、台風前の7月24日は
全魚種合計でおよそ22トンあった水揚げ量が、
今月8日には811キロにまで落ち込み、
およそ96%減少しました。
平均単価も1キロ当たり827円から
2350円へおよそ2・8倍に上昇しました。
キハダも830円から2088円へ
およそ2・5倍となるなど、
品薄による価格高騰が鮮明になっています。
毎日の平均水揚げ量15トンから20トンが、
台風の影響で数百キロにまで下がる
セリもあったということで、
「今年は台風の当たり年でモノがない」と
ため息を漏らしました。
台風接近で沿岸・沖合の漁船が出漁できず、
マグロ類や白身魚を中心に品薄が続いたため、
仲卸業者の男性は「モノがない。高くても仕事だから買う」と
苦しい仕入れ状況を明かし、年間を通じた商売として捉え、
赤字が出ても調整していく考えです。
一方、台風を避けていた船が今週末にかけて戻り始めており、
水揚げは来週以降回復する見通しで、
仲卸業者も「来週から増えるだろう」と期待し、
海水温の低下で新たな台風発生も当面ないとみられ、
事態改善に期待がかかっています。
(了)