2024年6月12日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
自転車後部に子どもを乗せて走行している際、
後輪に足が巻き込まれるなどの事故が
相次いでいるとして、
国民生活センターが注意を呼びかけています。
特に、子どもが後部で体をはみ出して
電柱などにぶつかるケースでは、
半数ほどが骨折などの重篤なけがに
つながるなど危険性が高いことが
明らかになったということです。
センターによりますと、
後部に子どもを乗せていた際の事故報告は
2019年4月からの5年間で207件で、
一番多いのは子どもが後輪に足を巻き込まれる
ケースでおよそ4割となっています。
転倒がおよそ3割、
体のはみ出しがおよそ2割と続きました。
はみ出し事故で何と接触したか調べたところ、
電柱や標識の支柱、ガードレールなどが
多くありました。
センターが事故状況を検証したところ、
子どもが足を伸ばした状態で障害物と
接触すると、
股関節を開く形になって大腿骨付近を
けがしやすいことや、
大人の背中で障害物が見えにくいことが
分かったということです。
センターは、
子どもに対し体をはみ出さないよう
声掛けをし、
狭い通路では自転車から降り、
押して歩くことなどを
徹底してほしいとしています。