2024年8月6日(火)放送回
担当は中川信子さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
沖縄本島北部にのみ生息する国の天然記念物、
ホントウアカヒゲの白い個体がこのほど、
北部の山中で撮影されました。
父親と思われる個体の後を追うような行動をしており、
巣立ち直後とみられます。
本島中部在住の女性が山歩き中に偶然撮影したもので、
「とにかく愛くるしかった」と語っています。
ホントウアカヒゲの幼鳥は巣立ち後、
父と母の両方がしばらく世話をするということで、
国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所九州支所の
小高信彦(こたか・のぶひこ)主任研究員は
「非常に珍しいものが見られて良かった」と語りました。
また、頻繁にヤンバルの山歩きをする
国指定屋我地鳥獣保護区管理員の
渡久地豊(とぐち・ゆたか)さんは、
今回の個体は目が黒いことから、
完全白化のアルビノではなく
不完全白化の「バフ変」ではないかと指摘し、
「今まで聞いたことがないトップクラスの驚き。
体全体が白く、かなりレアなケースだと思う」と
驚きを語りました。