2024年6月27日(木)放送分
担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
「平和の礎に誰が刻銘されているのか、
県外からも検索できるようにしてほしい」。
23日の慰霊の日を前に、
りゅうちゃんねる取材班に
県外在住の読者から問い合わせが
寄せられました。
糸満市摩文仁の平和祈念公園には、
79年前の沖縄戦で亡くなった国内外の
戦没者24万2225人の名前が刻まれた
「平和の礎」があり、
刻銘された名前は、平和祈念公園内にある
無人の検索機で、
全人名を誰でも検索できます。
平和の礎を所管する県平和・
地域外交推進課の担当者は、
「元々は、平和の礎の現場を訪れて、
名前を確認して場所がどこにあるのかを
検索するシステムで、
どこにあるのか確認する意味合いが強かった。
それ以来、現状のままになっている。
県に問い合わせいただくと、
すぐ答えられる」と、
電話やメールでの問い合わせに
対応していると説明します。
1995年6月23日、大田昌秀県政で
建設された平和の礎。
当時の知事公室長で、平和の礎の建設にも
携わった高山朝光さんは、
「世界に発信するという理念は
建設当初からある。
将来的に名簿そのものもホームページの中に入れ込んで、
アメリカからでも
どこからでも検索できるようにするのが
一番望ましい」と話しました。