奨学金返還苦の学生の実情を講演
方言ニュース 2014年8月6日(水)
担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事からお伝えします。
奨学金の返済ができずに借金苦に陥る若者を救おうと、
奨学金問題対策全国会議の岩重佳治事務居局長が
このほど那覇市内で講演し、
「奨学金制度の在り方自体に多くの問題があり、
救済制度も不十分だ。
制度改正し、被害をなくしたい」と述べ、
支援を呼びかけました。
日本の奨学金は他国と違い、返済義務のない給付型よりも、
利子が付く貸与型が支給額の7割を占めています。
そのため卒業後に就職ができなかったり、
病気になったりして返済が滞ると、
延滞金も加算され借金苦に陥るケースがあるということで、
岩重氏は年収30万円の若者が数百万円の返済を迫られた例や、
重度障がいを負い返済不能になったにもかかわらず、
返済免除の手続きをさせてもらえなかった
家族の例などを紹介しました。
岩重氏は
「まず日本は学費が高すぎる。
就職難や非正規雇用の割合が増加するなど、
学生を取り巻く環境が悪化しているのに、
取立ては厳しくなっている」と指摘した上で、
「当事者は、返済できないのは『自分が悪い』と思いがちだが、
助けを求めて声を上げることが大切だ」と呼び掛けました。
(了)
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