2025年1月13日(月)放送回
担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
沖縄気象台は6日、
去年、2024年の沖縄の平均気温が
1946年の統計開始以来、最高を記録したと発表しました。
沖縄地方の平年値を1・0度上回りました。
海面水温も、東シナ海南部で24・8度と
1901年以降の歴代1位、
沖縄の東で25・6度と1911年以降の歴代1位、
先島諸島周辺で27・23度と1901年以降で歴代1位でした。
沖縄気象台によりますと、
記録的な高温の背景には、
春まで続いたエルニーニョ現象が地球規模で
中緯度帯の高温の持続につながったことや、
地球温暖化の影響があると考えられるということです。
沖縄周辺海域の海面水温が
高い状態にあったことも関係している可能性があります。
海面水温の記録的な高温は、
暖かい空気に覆われやすく
平年より風が弱かったことが要因と考えられています。
地球温暖化による海面水温の上昇傾向も背景にあるとみられます。