2024年11月18日(月)放送分
担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
出力を抑えて速度が出ないようにした
排気量125㏄以下の二輪車を、
原動機付き自転車に区分する
改正道交法施行規則が13日、交付されました。
現行は50㏄以下が原付きとされています。
警察庁によりますと、来年4月1日の施行後、
出力制限した125㏄以下の車体は
原付き免許で運転可能になりますが、
50㏄以下と同様に2人乗りは禁止です。
国際的な排ガス規制強化の流れで
来年11月から新規制基準が適用されます。
排ガス浄化用の装置はエンジンで温める必要があり、
50㏄以下では時間がかかるため新基準への対応が困難として、
業界団体から車両区分の見直し要望がありました。
出力制限されていない車体は
原付き免許では運転できません。
制限の有無を識別するため、
関係省庁がナンバープレートの色での区別などを検討しています。
警察庁が設置した有識者検討会は、
最高出力を現行と同等の4㌗以下に
制御した125㏄以下の車体を
原付きと定義するのが適当と判断しました。
一般ドライバーによる試乗会なども実施し、
50㏄以下と同等の安全性が確認されました。