2024年11月26日(火)放送分
担当は中川信子さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
名護市立図書館で9日、特別おはなし会
「語り部おかつさんの民話の世界へ」が開催されました。
おかつさんこと、千葉県船橋市の
荒(あら)石(いし)かつえさん81歳は、
各地に伝わる民話を収集し、全国を巡っている語り部です。
民話のレパートリーは200ほどあり、
何を語るかは毎回その場で決めているということです。
この日は、おかつさんの出身地である
北海道にちなんだアイヌの民話や、沖縄の民話「犬の足」、
「怖い話が聞きたい」というリクエストに応えて
「三枚のお札」などを語りました。
かわいらしい声から恐ろしい「やまんば」の声まで、
自在な声色と緩急のある語り、大きな身ぶりと豊かな表情で、
会場に集まった老若男女を民話の世界へと引き込みました。
おかつさんの沖縄での活動は21年目で
「きれいな海や自然に触れて、
また来年も沖縄に行くぞ、と元気をもらっている。
まず語り手が楽しむことが大事」
と笑顔で話しました。