2024年8月5日(月)放送回
担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
那覇市は1日、親の就労に関係なく子どもを預けられる
「こども誰でも通園制度」のモデル事業を
久場川みらいこども園で開始しました。
県内では7月1日にスタートした浦添市に続き2例目です。
この制度は、子どもが同世代と関わることで
社会性を育てつつ親の負担感を軽減することが目的で、
2026年には全国で制度化されます。
那覇市の事業は0歳から3歳未満の
未就園児が対象で利用は月10時間までです。
利用は無料で、月、火、木、金曜日の午前と
午後に4人から7人ずつ受け入れます。
事業へのニーズは高く、定数44人に対して
市内全域から98人の希望があったため、抽選で利用者を決めています。
この日、子ども園で行われたセレモニーには
幼児4人と保護者、在園児らが出席し、
慣れない雰囲気に泣いたり、
うろうろしたりする幼児に笑顔を見せた知念覚市長は
「子育てが楽しくなるまちづくりのため、
保護者や現場の声を受け止めて良い形にしていきたい」とあいさつしました。
1歳の長男を預けた女性は
「人見知りしない性格なので同世代の子と交流し、刺激を受けてほしい」と期待し、
「買い物なども済ませられる」と語りました。