2024年8月1日(木)放送分
担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
RAC=琉球エアーコミューターは
きのうで飛行時間およそ10分の
日本一短い路線で知られる
北大東-南大東路線の直行便を休止しました。
きょうからは那覇-北大東が毎日1往復、
那覇-南大東が毎日2往復運航します。
この便は那覇、南大東、北大東の3カ所を
経由する航路として通称「三角航路」と呼ばれ
親しまれました。
1997年10月に、
南大東と北大東の空路が開設され、
那覇との三角航路はおよそ27年間維持し、
月、金、土、日は
那覇-北大東-南大東-那覇の順で、
火、水、木は那覇-南大東-北大東-那覇の順で
運航してきました。
直行便で、各路線を1日0・5便ずつ増やし、
南大東は1日1・5往復から2往復に、
北大東は0・5往復から1往復に増便します。
RACは「路線計画において
工夫をさせていただき、那覇と北大東、
南大東を直行便でつなぐことで、
利便性の向上を図ることを目的として
実施している」と説明しました。
今後、北大東-南大東間を移動したい場合は、
那覇を経由するか、所要時間およそ1時間の
フェリーに乗る必要がありますが、
住民からは「生活面では直行便の方が
利用しやすい」などの歓迎の声もある一方、
頻度を減らして
路線の存続を願う声も聞かれます。