
2026年3月10日(火)放送回
担当は中川信子さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
県内の多くの公立中学校が7日、卒業式を迎えましたが、
名護市の屋部(やぶ)中学校(では、
133人の卒業生が保護者や恩師の励ましを背に、
新たな一歩を踏み出しました。
「渡波屋(とわや)の頂は、船送りの庭である」―。
屋部の人々を描いた上野英信(うえのえいしん)著
「眉屋(まゆや)私記(しき)」の序章にその一説が残る屋部の高台
「渡波屋」では卒業生の門出を祝う白煙が上がりました。
渡波屋はかつて、出稼ぎや移民などで名護を離れる船を、
松の葉を炊いた白い煙で見送りました。
屋部中PTAは2年前からこの風習を再現し、生徒らを見送ってきたもので、
この日、白煙を上げる渡波屋から保護者らが
「地域のみんなも応援しているぞ。がんばれー」とエールを送りました。
県外の高校に進学する男子生徒は
「こうやって見送ってくれる人たちの期待に応えられるように頑張りたい」と意気込み、
父の激励の声が聞こえたという女子生徒は
「うれしかった。部活や受験勉強、
いろんな事が経験できていい気持ちで卒業できる」と笑顔で振り返りました。
PTAの岸本会長は
「地域と保護者が力を合わせて成功したと思う。
屋部中の目標『不撓不屈』の精神で
チャレンジしてほしい」と話しました。