2024年8月28日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
県内の豆腐よう製造企業7社などが22日、
県庁で記者会見し、
「豆腐よう協議会」を
設立したと発表しました。
小林製薬の紅こうじサプリメントに関する
健康被害の問題では、
青カビの混入が原因だったものの、
紅こうじへの風評被害が生じ豆腐ようの
製造・販売にも影響が
出ているということです。
このため業界で協力して
安全性や衛生管理の統一基準の策定、
食文化の発信などに取り組みます。
豆腐ようは島豆腐を紅こうじのつけだれで
発酵させた食品で、
琉球王朝時代から食べられています。
小林製薬の一連の問題を受け、
県内の豆腐ようメーカーも風評被害対策で
自主回収や製造停止に追い込まれる
事例が出ています。
協議会は、琉球うりずん物産の
久高直也社長が会長に就任し、
県工業技術センターの豊川哲也主任研究員、
沖縄大学健康栄養学部の宮良恵美(みやら・めぐみ)教授、
琉球大学農学部の橘信二郎(たちばな・しんじろう)准教授らが
アドバイザーに就き、
衛生管理や性質の分析、栄養学や食文化の発信などで助言します。
10月24日を語呂合わせで
「豆腐ようの日」と定めてPRしていくなどの
活動も予定しており、
久高会長は「豆腐ようの認知度向上や
発展が必要だ」と意気込みを語りました。