2025年2月18日(火)放送回
担当は中川信子さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
コメ価格の高騰に対処するため政府が備蓄米の放出を決めました。
流通量を増やし値下がりを狙ったものですが、「令和の米騒動」に、
県内からは「早く価格が安定してほしい」
「安心してお米を買える政策を」との声が上がりました。
ラグビーをしている3人の息子と小学生の娘を育てる
名護市の47歳の女性からは切実な声が聞かれ、
「去年の今ごろは5キロで2500円ほどだったお米が
今では4千円近くだ。食材の値上げが続く中、
さらに追い打ちをかけられた」とため息をつき、
「販売価格が少しでも下がってくれたら助かる。
食べ盛りの子どもたちに我慢させずに
食べさせたい」と期待を寄せました。
沖縄市上地の「みんなのももやま子ども食堂」の
菅原耕太事務局長の元には、
「お米を譲ってもらえないか」という
保護者からの相談が寄せられることがあり、
社協などから寄贈を受けたお米の配布を
保護者にLINEで呼び掛けると反応が早くなりました。
菅原さんは
「困っている家庭が増えていると感じる」と話し、
「報道では収入が上がったというが
暮らしが良くなっている印象がない。
安定してご飯を食べられるような価格に落ち着いてほしい」と望みました。