2024年10月14日(月)放送分
担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
名護市我部祖河で「元祖ソーキそば」の店として長年親しまれている
「我部祖河食堂」を営む金城源治さん(95)と、
妻の文子さん(97)歳がこのほど、
現役で働く世界最高齢の夫婦としてギネス世界記録に認定されました。
夫婦の年齢を合わせて192歳267日になるとして
世界記録に認められたものです。
金城さん夫婦は定休日の月曜以外、
午前10時ごろから厨房に立ち続けており、
源治さんは「とてもうれしい。威張らないようにしないとだね」と
笑顔を見せました。
文子さんは「世界記録なんて想像できない。本当にびっくり。
これからも感謝の気持ちで頑張りたい」と優しい顔で語りました。
我部祖河食堂は1966年、
小さな沖縄そば屋を開いたのが前身です。
30歳で脱サラした源治さんは生まれ育った
名護市我部祖河で精肉鮮魚店を営んでいましたが、
当時はソーキの売れ残りが多く廃棄に悩んでいたところ、
そばにソーキを乗せてみてはどうかとの話が持ち上がり、
高級食材のソーキが乗った新メニューを
25セントで販売し始めると、たちまち人気になりました。
源治さんは「今の調子でソーキそばの人気が続いてほしい。
元気なうちはお店に立ち続けたい」と力を込めました。