2025年3月4日(火)放送回
担当は中川信子さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
初午(はつうま)の2月6日、
南城市玉城仲村渠区と仲村渠稲作会は、
南城市百名の南側、稲作発祥の地・
受水走水(うきんじゅはいんじゅ)で
「親田御願(うぇーだうがん)」を開催しました。
区民が、中国から飛んできたツルが
稲穂を落とし苗が発芽したという、
新原区集落西側の「米地(めーじ)」で
御願を済ませ受水走水に移動し、総勢35人余が参加しました。
初めに重箱と酒を沿えて水源地向かい左側の「受水」、右側の「走水」の拝所で
合掌した後、下側の御穂田(みふーだ)に向かって参加者全員が
両手を合わせて御願しました。
次に御穂田に下りて稲穂を植え付けていきました。
植え終えると百名ビーチ近くの祝毛(ユーエーモー)広場に移動し、
重箱とビンシー、泡盛をお供えして
北、西、南、東の順に向かって33回祈る
「三十三拝(サンジュウサンペー)」の四方拝を実施しました。
そして「阿摩美津が始めた天親田(あまうぇーだ)よ、
米が湧き上がってくるよ」で始まる
「天親田のクェーナ」の歌をみんなで歌って豊作を祈願し、終了しました。
最後に集落の倉元の家とアマミツが祭られているミントンを訪れ
無事終了したことを報告しました。