2024年8月2日(金)放送回
担当は赤嶺啓子さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
今年の豊作への感謝と来年の豊穣を祈願する
竹富町黒島の豊年祭がこのほど、黒島の宮里海岸で行われ、
青空が広がり強い日差しが照りつける中、
島民や郷友会員らが村対抗の爬竜船=
パーレー競漕や弥勒=ミーラク行列などを奉納しました。
黒島公民館初の女性館長となった宮喜みゆきさんが
「先人のつくった祭りに感謝し、
豊年祭の開催により伝統文化を継承していく」とあいさつしました。
パーレー競漕は黒島独特の奉納神事で、
長老から杯を受けたふんどし姿の
「ウーニー」と呼ばれる走り手が浜を疾走して船に乗り込み、
沖合にある浮き=フキを拾って浜に戻り下船した後、
浜を駆け上がって長老の元に到着するまでを競うもので、
住民らは砂浜から歓声を上げながらこぎ手やウーニーに声援を送り、
会場は大盛り上がりでした。
競漕後は互いの村の住民らが一緒になって
巻き踊りをささげ、豊作を祈願しました。