復興支えた「海から豚」
2022年7月12日(火)放送分
担当は宮城葉子さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
県立中部農林高校でこのほど、
特別授業「高校生が伝えるうるま市の物語~
海から豚がやってきたプロジェクト」が
行われました。
実践的、体験的な学習活動を通じて
福祉人材に必要な資質、
能力を養成することが目的で、
福祉科の2年生が参加し、
ハワイに移住したウチナーンチュたちが
戦後の厳しい時代に沖縄に豚550頭を送り、
故郷の復興を援助した歴史を学びました。
授業は沖縄NGOセンターの奥山有希さんが
クイズ形式で沖縄移民の歴史について質問し、
移民関連の写真を使って絵本作りを想定した
演習を行いました。
また、布哇海豚顕彰会の浜端良光さんは
ハワイから来た豚の史実に特化して
歴史を総ざらいし、
ハワイの移民が送った持続可能な
釣り竿としての豚の意味を強調しました。
授業を受けた生徒らは
「移民の存在がなかったら戦争の犠牲は
もっと大きくなっていたかもしれない。
援助をありがたく思う。
次は私たちが助けるほうになりたい」
などと感想を述べました。
中部農林高校はハワイの豚の史実について
今後新たな教材作りを模索し、
市内の小中学校への普及啓発を
検討していくことにしています。