2024年11月1日(金)放送分
担当は赤嶺啓子さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
選手に3回怒った監督は退場―。
そんなユニークな少年野球大会がこのほど、豊見城市で開かれました。
その名も「怒ってはいけない野球大会」です。
選手、指導者、保護者が互いに幸福な状態を目指そうと、
糸豊八青年会議所が企画した県内初の取り組みです。
部活動の行き過ぎた指導が全国的な問題になる中、
少年野球の指導経験がある金城祐司理事長らが
「子どもが自主性を発揮し、伸び伸びとプレーできる環境を」と企画したもので、
監督やコーチの言動に対し、子どもが「怒られた」と感じたり、
試合を見守る主催者側が「怒った」と判断したりすると、
イエローカードを専用箱に入れ、
累積3枚で退場という独自ルールを設けました。
この日は糸満、豊見城、八重瀬の3市町の9チームが参加し、
笑みがこぼれる和やかな空気の中、真剣勝負でリーグ戦を展開しました。