2025年1月16日(木)放送分
担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
やんばる産のタンカンが旬入りし、
JAおきなわは10日、
タンカン初出荷式を名護市伊差川の
北部地区営農振興センターみかん選果場で
開きました。
ことしは出荷量の多い「表年」でしたが、
干ばつや虫の被害、
11月の北部豪雨の影響で
収穫量が計画よりも減少しました。
実も小さめですが、
甘さと酸味のバランスの取れた
味わいとなりました。
出荷は2月いっぱいまで続きます。
JAによりますと、今本年度の出荷計画は、
前の年の実績と比べて82トン増の
229トンを見込んでいます。
本来なら開花、
着果ともに良好となる年ですが、
7月ごろからカメムシが確認されたほか、
北部豪雨による河川の氾濫で
倒木や褐色腐敗病の流行もあり、
当初の出荷計画よりも
およそ100トン少なくなりました。
出荷式で、
JAおきなわ北部地区柑橘生産部会の
山城会長は、
生産環境が厳しかった今季を振り返りつつ
「出荷されるタンカンが多くの方々に
喜ばれることを願っている」と
あいさつしました。