
2025年9月5日(金)放送回
担当は赤嶺啓子さんです
琉球新報の記事の中から紹介します。
沖縄市立郷土博物館主催のウチカビ作り講座がこのほど開かれ、
親子連れなどおよそ20人が参加しました。
ウチカビは紙銭や冥銭と呼ばれ、あの世のお金とされます。
旧盆の送り日に、祖先供養でたき、
中国由来の沖縄独特の習俗とされます。
講師は沖縄生物倶楽部の佐藤寛之さんで、
ウチカビが黄土色なのは稲わらを原料にしているからと説明し、
その稲を刻んで煮沸し、凝固溶剤を加えたウチカビ原料を事前に用意しました。
参加者は、はがきほどの大きさの型枠に煮沸した溶液を入れ、
紙すき、型押しの方法で仕上げ、それをアイロンで乾燥させ、
丸銭を模した口径1・5センチの紙打ち用具を使い、
コンコンと金づちで用紙に刻印し完成させました。
祖父と参加した小学4年の男子児童は
「夏休みの自由研究になった。楽しい体験ができた」と笑顔を見せました。
ウチカビは戦前、家庭でも作られていたということで、
佐藤さんは「先祖があの世でお金に困らないようにたくさんたき、
煙に乗せて天国に届くと信じられている。
旧盆では手作りの思いをしっかり込めてほしい。
先祖は喜んでくれますよ」と話しました。