2024年9月23日(月)放送回
担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
県はこのほど、今年7月1日時点の
県内地価調査結果を発表しました。
調査対象は前の年と同じ数の284地点です。
林地を除く全用途の平均変動率は前の年に比べてプラス5・9%で、
11年連続で上昇しました。
住宅地の伸び率は5・8%で9年連続の全国一となっています。
コロナ禍が収束して観光や民間の開発計画が活発化しているほか、
宅地需要も底堅く、上昇基調が続きました。
来年夏に本島北部で大型テーマパークが開業するのに連動し、
北部地域でもリゾート関連需要が高まっているほか、
関係者が居住する共同住宅などの建設も活発で、北部での地価上昇が目立ちました。
伸び率の内訳は住宅地が5・8%、
商業地は6・1%、工業地は10・6%と
主要な用途で前の年を上回る伸びでした。
県内で最も上昇率が高かった住宅地は、
恩納村真栄田でプラス29・0%でした。
2位から5位は全て宮古島市が占めました。
1平方㍍当たりの最高価格は住宅地が34万円で、
那覇市天久2丁目と、那覇市泉崎2丁目の2地点でした。
那覇市天久2丁目は8年連続の1位です。
商業地では那覇市松山1の1の14が
135万円で34年連続の首位でした。