2025年1月28日(火)放送回
担当は中川信子さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
八丈島の玉置半右衛門が募った開拓団23人が
南大東島に入植して125年にあたる23日、
南大東村各地で記念式典と祝賀会、タイムカプセルの開封式が開催されました。
新垣利治村長は
「これまでの島の発展は先人を始め、
諸先輩方が島を思い、島を育み、
たゆまない努力によって築き上げられた」と述べました。
式典に参加したキビ農家の沖山恒久さんは、
八丈島出身の祖父母が1900年初期に
南大東へ移住し、開拓に携わったということで、
「八丈島や沖縄各地から移住し、
サトウキビ産業を支えた方々は相当な苦労があったと思う」と振り返りました。
開拓100周年事業の際、
ふるさと文化センター敷地内に埋めたタイムカプセルには
全村民がメッセージを寄せました。
開封式で関係者がタイムカプセルを開けると拍手が湧き、
カプセルの中から手紙を取りだしました。
記された宛先すべてに届けられます。
6代目村長を務めた照屋林明さんは
「先代が苦労して開拓し、今の発展した島がある。
これまでの努力に敬意を表したい。
次の25年後にも何か心に残る形で
伝わっていってもらいたい」と話しました。