2024年11月8日(金)放送分
担当は赤嶺啓子さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
浦添市に住むシングルファーザーの
金城智博さんが5人の子どもたちに作り続けた弁当が、
10月18日に累計千個を達成しました。
長女の高校進学をきっかけに、
妻の負担を軽くするため、
2015年から毎週金曜日の弁当作りを始め
18年に妻を病気で失ってからは
「ひとり親として子どもたちに
してあげられることを」との思いから毎日作るようになりました。
自営業でデザイナーとして働きながら、
家事や子育てもする忙しい日々で、
これまでに作らなかった日は目覚ましを
かけ忘れて寝坊した1日だけでした。
千個の内訳は25歳の長女に102個、
22歳の次女に277個、20歳の三女に355個で、
現在高校2年の長男には10月18日時点で266個で、
今も毎日父の手作り弁当を持って登校しています。
末っ子で現在中学2年の次男が
高校を卒業する2029年まで続けるということで、
金城さんは「弁当は家族の大切なコミュニケーションツール。
天国の妻と一緒に子どもたちを見守っている」と笑顔を見せ、
東京で一人暮らしをしている長女は
「毎回父の作る弁当を楽しみにしていた。
父の影響を受け、就職してからずっと、
毎日必ず自分で弁当を作っている」と語りました。