2025年1月23日(木)放送分
担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
那覇市の沖縄工業高校の生徒らが、
優れた発明やデザインを競う文部科学省や
特許庁主催の「パテントコンテスト」
「デザインパテントコンテスト」で
成果を上げています。
デザインパテントコンテストは昨年度まで
10年連続で優秀賞を受賞しました。
10年連続は専門学校や大学を含めた
全校種で全国初の快挙ということです。
コンテストの入賞作品は特許や意匠登録の
出願の支援を受けられますが、
昨年度は、前年度のパテントコンテストで
優秀賞に輝いた3年生2組4人の作品で、
開けやすく洗浄力の向上にもつなげられる
「洗濯用洗剤容器のふた」と、
壁などに物をつるす際に使えるパーツが
着脱可能な「L字型フック」が
特許を取得しました。
洗剤容器のふたはぬめって
開けにくくなりやすいものの、
一般的なふたに洗浄力向上などの効果が
期待できる「洗濯ボール」取り付けて
回しやすいよう工夫しました。
L字型フックはねじ式の構造のため部屋の
隅などには取り付けにくくなっていますが、
フック部を取り外し可能にしたことで
様々な場所に取り付けやすくしました。
4人は「いいものが作れたので
特許が取れると思っていた。うれしく思う。
ちょっとした不便の改善が特許につながった。
先生の協力も大きかった」と話しました。