
第98回放送分【2026年2月14日(土)18:10~18:25】
テーマトーク前半:
『伝統の最大の敵は「学ばなくていい」という思い込み。次世代へバトンを繋ぐ、攻めの守り方』
私たちの文化が歴史の荒波を越えてこれたのは、ただじっと耐えていたからではありません。先人たちが常に変化し続けてきたからです。伝統文化という巨大な生態系を守るために、今リーダーに必要なのは「稼ぐ力」と「ファンを作る力」。展示物として飾られるのではなく、生きた文化として熱狂を生むために。沖縄の地から、伝統文化の新しい戦い方と希望について考えます。
テーマトーク後半:
『琉球舞踊・玉城流翔節会 二代目家元:山田直季さん』
「玉城節子(たまぐすく せつこ)さん、といえばウチナーンチュなら誰もが知っている琉球舞踊の人間国宝(重要無形文化財保持者)です。私は「伝統は古典の継承だ」と勘違いしていたようです。今回調査をし、認識が間違っていることに気づきました。
玉城節子さんの功績は、リスキリング(能力の再構築)でした。
初代・玉城盛義(たまぐすく せいぎ)さんが築いた土台に対し、伝統的な「型」を完璧に守りながらも、「生活の踊りから舞台芸術へ昇華」させました。
なんとなく、ではなく明確な「外からの刺激」と「時代の変化」という大きなきっかけがありました。
琉球国が沖縄(1972年)となり、大きな変革とともに経済発展により琉球舞踊(芸能)が演じられる場所が変化しました。
民に勇気と希望をもたらす「宴席の芸(座敷芸能)」から、論理的に体系化したメソッドを取り入れ、綿密に構成された「舞台芸術(プロセニアム・アーチ)」で極限まで削ぎ落とされた「洗練」と「気品」を生み出しました。
節子さんを引き継いだ二代目家元・山田直季さん。前回のテーマ『那覇市のリスキリング「とびなは」』で紹介した那覇市役所職員でもあります。「とびなは」でスピーカーとして登壇されたエピソードを伺い、”カチャーシーのレクチャー”で、目からウロコだった!に納得❤
★地上波では1分40秒でしたが、ポッドキャストでは3分48秒語っています。必聴♪
地上波でかかった曲は柳ジョージとレイニーウッド『青い瞳のステラ、1962年夏...』です。
※ポッドキャストでは著作権関連で割愛。
番組メールアドレス:
snow@rokinawa.co.jp
番組へのリクエスト、ご意見、紹介してほしい等メールで募集しています♪
参考:
琉球新報社『琉球舞踊「玉城流翔節会」二代目家元に27歳・山田さん 初代家元・節子さん、襲名決めた理由は?』2025年9月29日
那覇市役所. (n.d.). 那覇市役所公式サイト.https://www.city.naha.okinawa.jp/ (参照日:2026年2月6日)