
2026年6月2日(火)
担当は中川信子さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
神奈川県在住で、
1954年の第1次ボリビア移民として
渡航した長嶺爲泰さん(83)歳の
特別講話がこのほど、東京都内で行われ、
「人種や宗教、階層などが異なる
多くの国の人々との仕事を通し、
多様な価値観を学んだ。
お金や地位にこだわらず、
自分に何が大切か気付くことが人生にとって
意義がある」と語りました。
長嶺さんは台湾で生まれ、
戦後、3歳で当時の小禄村に戻り、
11歳だった54年に家族でボリビアに渡りました。
入植地は住居、食料とも乏しく、
水不足も深刻で、原因不明の熱病も発生し、
わずか半年で15人の仲間を失ったということで、
「友人の死などを通し命の尊さを体感した。
その後の生きる原点の一つとなった」と
涙ぐみました。
国立大学で経済学を学んだ後に
ブラジル銀行に入行し、
71年に東京支店開設に伴い東京へ転勤となり、
50年以上、日本国内で暮らし続けています。
WUB東京の名誉会長を務めるなど、
多くの県出身らとも交流し、
「ウチナーンチュの人脈を広げることで
文化や芸能などを学び直した」と
沖縄へのこだわりを強調し、
「県関係者らとの勉強会がとても大切な場と
なっている。生涯学び続けたい」と話しました。
(了)