
2026・4・16(木)
琉球新報の記事から紹介します。
担当は上地和夫さんです。
絶滅が危惧されている国内最大のネズミで、
国指定天然記念物「ケナガネズミ」の
交通事故件数が先月25日時点の
今年の速報値で15件に上り、
過去最多だった2023年の年間45件を
上回るペースで増えています。
環境省やんばる自然保護官事務所によりますと、
活動が10から3月の活発な繁殖期に当たることに加え、
個体数自体が回復していることなどが要因とみられます。
ケナガネズミは夜行性で、15件中12件の事故が
午後7時台から翌午前7時台に発生しました。
国頭村与那と安田を結ぶ県道2号で多発しています。
ケナガネズミの交通事故件数は近年、
増加傾向にあります。
一因と考えられる生息状況の回復は、
外来種のマングースの防除が進んだことも
関係しているとみられます。
事故に遭ってけがをしたケナガネズミが
回復するケースはほとんどなく、
今年事故に遭った個体も全て死にました。
自然保護官事務所は、
法定速度の順守やハイビームが
道路にいるケナガネズミの早期発見に
有効だとした上で
「ちゃんと注意していれば避けることができる。
目の前にいる『かもしれない運転』が大事だ」と話し、
安全運転のさらなる周知に取り組む姿勢を示しました。
(了)