
2026年6月26日(金)放送分
担当は赤嶺啓子さんです。
琉球新報23日付
22面の記事の中から紹介します。
豊見城市の大地保育園はこのほど、
園児向けの給食で
「慰霊の日特別メニュー」を提供しました。
沖縄戦当時に思いを巡らせ、
平和への願いも込め、
戦時中の主食の一つだったイモのふかしや、
カンダバージューシーの献立にしました。
午後のおやつの時間にはアメリカ軍統治下の
配給物資をヒントにヒラヤーチーが
提供されるなど、
園児らは当時を追体験しました。
園を運営する社会福祉法人そてつ福祉会の
嘉数理事長の発案です。
嘉数さんの母や兄、弟、祖父母ら15人は、
沖縄本島北部への疎開、対馬丸撃沈事件、
アメリカ軍上陸後の戦場で命を奪われました。
戦時中は十分な食事もなくて
ひもじい思いをしたことや、
虫が食い散らかしたイモも食べており、
嘉数さんは「吹き荒れた鉄の暴風ではなく
温かい平和の息吹を
世界に吹かせてほしい」と
園児らの健やかな成長とともに願い、
給食をきっかけに、親子で平和について考え、
話し合う機会にしてほしいとしています。