2024年9月4日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
県ハイヤー・タクシー協会は先月30日、
沖縄本島と宮古島市で、
一般ドライバーが旅客運送する
「ライドシェア」事業を開始しました。
タクシー業界は繁忙時に車両の供給が
追い付かない状況があることから、
週末金曜と土曜の午後4時から
翌日午前5時の間、
タクシー会社の管理下で運営する
日本版ライドシェアを本格導入します。
沖縄本島ではまず参加意向を示した
16社の74台、宮古島では2社の6台で
スタートします。
本業のタクシー事業と需給調整が必要なため、
ライドシェアに使えるタクシーは
県内の登録台数の5%が上限です。
2種免許を保持するタクシー運転手が
確保できない際に遊休車両を使い、
タクシー会社の研修を受けた
一般ドライバーが運転します。
出発式で東江一成会長は、
現在県内では2種免許を持つ運転手がおよそ7千人いるが、
100%稼働するには
およそ3千人足りないとし、
「供給不足で県民、観光客の皆さまに迷惑をかけた。
少しでも改善したい」と意気込みました。
沖縄総合事務局の星明彦運輸部長は
「今回の取り組みは生活者の方も観光客も
満足度を上げていくものだ」
と期待を示しました。