
2026年9月2日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
2019年の火災で焼失し、
今年11月の首里城正殿の完成に向けて
県が新たに製作した扁額「中山世土」の
特別展示会が那覇市の県立博物館・
美術館の3階特別展示室で始まっています。
扁額を正殿に設置する前の唯一の展示会で、
平成復元時の赤から黄色に変わった地板や、
額縁に施された細やかな龍の彫刻などを
間近に見ることができます。
扁額の試作品や、製作工程を紹介する
パネルなども展示されています。
扁額は中国皇帝から贈られた書を、
琉球の職人が板に移して
額縁に仕立てたもので、
展示会後は正殿2階の御差床に
「輯瑞球陽」「永祚瀛壖」の扁額と
3つ横並びで掲げられます。
「中山世土」の扁額は今年10月に
正殿に設置される予定で、
「輯瑞球陽」は来年、
「永祚瀛壖」は
再来年の完成を見込んでいます。
製作に携わった諸見由則さんは
「黄色の調合や色出しは朱や黒の漆よりも
難しかった。
繊細な扁額の彫りなども見てほしい」
と製作の苦労や見どころを語りました。
那覇市から訪れた57歳の女性は
「思ったよりも大きく、鮮やかで美しい。
非常に細かい部分まで再現していて
心に響いた」と感動した様子でした。
特別展示会は今月30日まで開かれています。