2024年8月29日(木)放送分
担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
県は、急病やけがで救急車を呼ぶべきか
迷った際に電話で専門家に相談できる
「おきなわ♯(シャープ)7119(なないちいちきゅう)事業」を
来月9月1日から始めます。
「不要不急」の119番を避けてもらい、
救急医療機関の適正受診につながる効果が
期待されます。
当面は伊江村、南大東村、北大東村、
与那国町を除く37誌町村の区域で
先行実施され、
救急車の利用を迷った際に「♯7119」に電話すると、
常駐している看護師が対応します。
症状などを確認し、
必要な場合は医師の意見も聞きます。
1日午前0時にスタートし、
年中無休で24時間利用できます。
日本語だけでなく英語や中国語、韓国語、
ネパール語など12カ国語で
相談に対応します。
事業が始まるのに合わせて、
発熱コールセンターは今月末で終了します。
県内では、救急搬送された人のうち
軽症者の割合が高く、
おととし、救急搬送された
7万8196人のうち、
軽症者は54・3%で、
全国平均より7ポイント高くなっており、
事業開始を発表した玉城デニー知事は
「♯7119を利用してもらうことで、
医療機関での適正な受診体制の構築に
つながっていくと期待している」
と話しました。