2025年1月6日(月)放送回
担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
厚生労働省はこのほど、
介護を受けたり寝たきりになったりせずに
日常生活を送れる期間を示す「健康寿命」が、
2022年は男性72・57歳、
女性75・45歳だったと公表しました。
前回調査の19年からほぼ横ばいで推移しており、
担当者は「新型コロナウイルス感染症で
平均寿命が短くなったことが影響した可能性がある」としています。
都道府県別にみてみますと、
沖縄は男性が71・62歳、
女性は74・33歳でした。
前回の調査では男性72・11歳、
女性は75・51歳で、
男女ともに健康寿命が短くなりました。
特に女性は1・18歳と大幅に短くなりました。
都道府県別の順位でも、
前回調査で女性は最短から23番の中央に位置していたものの、
今回は最短から2番目となっています。
男性も前回は最短から8番目でしたが、
今回は3番目となりました。
平均寿命との差は日常生活に制限のある
「不健康な期間」を意味するため、
厚生労働省は差を縮めることを目指しています。
今年度から12年間の健康づくり計画「健康日本21」で、
健康寿命の延伸と都道府県格差の縮小を掲げ、
喫煙・飲酒や睡眠、女性の骨粗しょう症の
受診率に関する数値目標も設定しています。