2024年8月26日(月)放送回
担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
国や県、関係団体で構成する
沖縄本島中南部都市圏総合都市交通協議会がこのほど、
那覇市の市町村自治会館で開かれ、
県が昨年度に実施した沖縄本島中南部都市圏パーソントリップ調査の
速報値などが報告されました。
調査の結果、移動の際に使用する代表的な交通手段として
最も多かったのは自家用車の72・5%で、
前回調査時の67・4%から5・1ポイント増加しました。
バスやモノレールなどの公共交通機関を
使う割合は4・5%で、前回調査時の4・4%から0・1ポイントの微増でした。
徒歩で移動する人の割合は16・7%となり、
前回調査時の20・5%から3・8ポイント減りました。
自家用車への依存が強まっています。
免許保有者を対象とした
「何歳まで運転したいか」という問いに対しては、
後期高齢者に入る75歳以上が74・3%、
85歳以上が34・2%、
生涯運転したいとの回答が27・8%に上りました。
一方で、回答者のおよそ26%は、
75歳以降は運転をやめたいと考えているという結果になりました。
県は今後、今回の調査結果を分析し
「マイカーだけに頼らず移動できる社会の実現」に向けた
都市交通・都市構造のあり方を検討していくとしています。