低収入世帯や離島居住者で教育費の負担増加傾向
2017年11月23日(木)放送分
担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
沖縄振興開発金融公庫はこのほど、
昨年度に国の教育ローンを利用した
県内世帯の状況調査を発表しました。
世帯年収に占める教育費の負担割合は、
年収200万円未満の世帯で106・0%と
教育支出が年収を超えており、
家計だけでは教育費の捻出が困難な状況になっています。
島外進学に伴う住居費などで負担が
大きくなる離島居住者だけで見てみると、
年収200万円未満の負担割合は115・9%まで高まり、
教育負担が重くなっています。
一方、利用者の世帯年収は県平均で400万9千円となり、
離島だけで見ると381万8千円と全体より低い水準でした。
これに対して教育にかかる年間の支出は、
入学費用が県平均の152万円に対して離島は182万円8千円、
在学費用は県平均の118万4千円に対して離島が127万2千円と、
離島が県平均を上回りました。
沖縄公庫調査課は
「世帯年収が高いほど県外への進学率も高くなっており、
世帯年収が進路選択に影響を与えることがうかがえる」などと分析しました。
その上で
「家庭の経済状況や居住地域によって学生の教育環境が
制約されることのないよう各方面の
支援拡充を期待したい」と指摘しました。